ご挨拶・講師紹介
この場所は、私が初めて本格的にバレエを習い、海外に出てからもずっとお世話になり続けた恩師のスタジオでした。
私が生まれるずっと前から沢山のダンサーがここで鍛錬を積み、バレエに打ち込んできました。ここに通っていた多くの生徒さんにとって、特別な場所のことと思います。
この度、あらゆる偶然が重なり、私がこの場所で新たにスタジオを開設することになりました。
歴史の詰まったこの場所で教えられる事は光栄であり、嬉しく思います。
バレエを習うことによって得られる事は沢山あります。
美しい姿勢や所作はもちろん、音楽性や表現力も身に付き、子供の情操教育にも大人の健康維持にもおすすめです。
しかし、これだけではありません。
基礎から段階を踏んでバレエを習得していくそのプロセスの中で、必ず思考力が身に付きます。
子供の頃から、自分の今の状態を正しく認識し、どこにどのような修正が必要で、その為にはどうしたら良いのか、という事を日々のレッスンの中で常々考えなければならないからです。
そこで身に付いた頭の使い方は、将来どんな道に進む時でも役に立つと思うのです。
一人一人に真摯に向き合い、愛情を持って指導させて頂きます。
皆さんのバレエの軸となる正しいバレエを伝えると同時に、バレエを通して培ったものを活かす力を身に付けるお手伝いができれば幸いです。
野口栞那(のぐちかんな)
8歳よりバレエを始める。 モスクワ・バレエ・アカデミー(通称:ボリショイバレエ学校)へ留学し、リュドミーラ・カヴァレンコに師事。 4年間留学し、卒業(ディプロマ取得)。 卒業後はベラルーシ国立ボリショイバレエ団に在籍し、ドン・キホーテのキューピッド、ラ・バヤデールのパ・ダクシオン、白鳥の湖の4羽の白鳥等、様々なソリストの役を踊る。 国内では、海外バレエ学校の教師による講習会や、ウリヤーナ・ロパートキナ等、世界的プリマによる講習会のレッスン通訳をする機会に恵まれ、海外バレエ学校オーディション等にも携わる。
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